ハンブルクトリオ Hamburg Trio ピアノ三重奏団


2013年結成。ドイツ、ハンブルクを拠点にベルリン、カッセル、マインツなど、ドイツ各地で活動。ブラームスのピアノ三重奏曲全曲演奏会が新聞などで高い評価を受ける。ZDF(ドイツ国営第二放送)、NDR(北ドイツ放送)に出演。またベルリンのクレッシェンド音楽祭、スロベニアのリュブリャナ音楽祭に招待されている。本年4月に初となるCD「Brahmsiade(仮)」をリリース。

 塩貝みつる Mitsuru Shiogai ァイオリン

 

桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ修了。原田幸一郎、篠崎史紀、堀正文の各氏に師事。1996年ヴィニアフスキー国際ヴァイオリン・コンクール(ポーランド)、97年パガニーニ国際コンクール(イタリア)、2000年カール・ニールセン国際音楽コンクール(デンマーク)などでディプロマ賞を受賞、またファイナリストに選出される。国内での活動を経て、04年よりハンブルク・フィルハーモニカー並びにハンブルク国立歌劇場の第1ヴァイオリン・首席フォアシュピーラリンとして活動。北ドイツ放送響、シュトゥッツガルト放送響、バイエルン歌劇場などに客演するほか、ソリストとしてもウィーン交響楽団とモーツァルトのコンチェルトをウィーンムジークフェラインで協演したほか、ハンブルク・フィルハーモニカーなどとも協演している。また指揮者であるシモーネ・ヤング、アレキサンダー・ソディ、ハンブルク州立歌劇場オペラ歌手ガブリエレ・ロスマニトの各氏などとも共演している。最近はトリオ、カルテットなどで各地の室内楽シリーズなどに出演。2015年元日に、バッハのソナタがNDRWDR(西部ドイツ放送)、MDR(中部ドイツ放送)、Deutschelandfunkで生放送された。2011年より、「子ども楽器プロジェクト」(http://kodomogakki.com/)を主宰。東日本大震災の被災地を音楽で支援し、ドイツとの文化交流を図る活動を行っている。


ヴィタウタス・ゾンデキス(通称 ヴィタス) Vytautas Sondeckis チェロ


リトアニア出身。1997年より、ハンブルク北ドイツ放送響ソロチェリスト。サンクト・ペテルブルク音楽院で、Anatoli Nikitin教授のもとで研鑽を積み、その後リューベック音楽院にて、デイビット・ゲリンガス氏に師事。97年Neuseelandでの、国際チェロコンクールで優勝。ソロ、室内楽奏者として、ベルリンフィルハーモニー、ライプチヒのゲヴァントハウス、フランクフルト歌劇場、シュトゥッツガルトのリーダーハレ、アムステルダムのコンセルトヘボウ、上海のグランドシアターやシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ラビニア音楽祭に出演。ナクソスよりソロアルバム「Romantic Music for Cello and Orchestra」、ゲリンガス氏指揮による「Choc du Monde de la Musique」をリリース。2001年、サンフランシスコのKDFCで「世界トップアーティスト30人」に選出された。

エバーハルト・ハーゼンフラッツ(通称 エビ) Eberhard Hasenfratz ピアノ

 

ドイツ生まれ。ヴュルツブルク音楽院とミュンヘン音楽大学にてArne Torger、Eckart Beschの両氏に師事。ドイツ国内外の数々のコンクールに入賞し、またAlfons Kontarsky、Serge Collot、Martin Lovett、Henry Meyer (LaSalleQuartett)、Norman Shetlerの各氏による数々の国際マスターコースで、助手を務める。その後、コレペティートルとして、ヴュルツブルク、リューベック、ロストックの各音楽院に務め、現在はベルリン芸術大学にて教鞭を執る。これまでに数々のレコーディングを行い、国際コンクール、マスターコース正式伴奏者を務めている。また室内楽奏者として、Francois Benda、Tomasz Tomaszewski、Michaela Martin、Eduard Brunner、Jürgen Kussmaul、Walter Forchert 、Rex Martinの各氏などと数多く共演。2006年より、ハンブルク近郊の「Freunde der Kammermusik Quickborn」、2011年ハンブルクの「Blankeneser Konzerte」コンサートシリーズのディレクターでもある。また2010年より、ハンブルクの教会のKirchenmusikerとしても活躍している。